多聞会 アートと考古学 シリーズ II

『無のかたち ―Shape of the Shapeless―』

 

第一回 2018年4月8日(日)14:30―16:30 建仁寺両足院

建仁寺両足院では「学びの場」として「多聞会」を定期的に開催してきました。2015年からスタートした「アートと考古学」シリーズは、ユニークな視点から6回の講座を行い、2016年8月には、世界考古学会議第8回京都大会(WAC8)において、会議テーマのひとつである「アートと考古学」の展覧会「Garden of Fragments:カケラたちの庭より」を方丈、書院、茶室で開催し、考古学者とアーチスト、職人らによるコラボレーションという先鋭的な試みも致しました。

シリーズIIコーディネーターは、無形文化遺産の研究者である石村智と、展覧会を含む「多聞会アートと考古学シリーズ」のコーディネーターをつとめた復元画家の安芸早穂子です。テーマは、伝統芸能や工芸技術、無形文化財や無形文化遺産などの「形の無いもの」が伝承してきたアートとなります。

数ヶ月に1回講師をお招きし、レクチャー頂くとともに、講師とコーディネーターとの対談、参加者との質疑応答を通じて、「形の無いもの」を受け継ぐ文化への理解を深め、またアートの新展開へむけても、当シリーズが出会いとインスピレーションを生み出す場になることを期待しています。

第一回は、千總文化研究所の加藤結理子さんをお招きし、京都を代表する伝統工芸のひとつである京友禅について、伝統の継承と、未来への創造に向けた取り組みについてお話しいただきます。

アートと考古学 シリーズ II「無のかたち ‐Shape of the Shapeless‐」 第一回 

タイトル:「京友禅のわざ―伝統と創造への挑戦―」

講師:加藤結理子さん(一般社団法人 千總文化研究所 所長)

コーディネーター:石村智(東京文化財研究所無形文化遺産部音声映像記録研究室長)・安芸早穂子(歴史・考古復元画家)

日時:2018年4月8日(日)14:30―16:30(受付14:00から)

場所:建仁寺両足院 アクセスはこちら

料金:600円(両足院拝観料として) 

定員:30名程度 申込優先

申込・問合わせ:FBイベントページ 又は メール ivy-studio-a@ezweb.ne.jp

主催:両足院、東京文化財研究所無形文化遺産部音声映像記録研究室

*当日の飛び入り参加も歓迎いたしますが、できるだけ事前にお申し込みください

 

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